【FWJ(旧NPCJ)とは?】数多くのフィットネススターを輩出するFWJの歴史

2015年5月FWJ(旧NPCJ)は、東京(吉祥寺)にある約350人を収容する会場から始まった。

350人が収容できる会場にわずか100人の観客。当時は、最後にお客さんもステージ上に上がって選手達と交流が出来る写真タイムなどがあったそう。今日は、大会でメインMCを務める野澤SHOW氏をお招きしてFWJの歴史団体の成長と共に誕生したフィットネススターについてお話を伺った。

【野澤SHOW(のざわ・しょう)】 1980年7月19日生まれ。東京都出身。主にラジオパーソナリティを務め、2013年には『第20回 ZIP-FM ミュージックナビゲーターコンテスト』グランプリを受賞。また、FWJの理事・メインMCを務め自身もメンズフィジーク選手といったマルチクリエイターである。

廣川翔一選手が優勝した第一回目大会

まきた
今日はMCの野澤さんに「FWJの歴史」について教えていただきたいのですが‥‥
野澤さん

なんか嬉しいなぁ、いつもは聞く側だから。

司会者がこうやってインタビューしてもらえるのは、珍しいので嬉しいですね

野澤さん

FWJは、そもそも旧NPCJと言う名前で2015年の5月ゴールデンウイーク中だったかな

吉祥寺ですよ。吉祥寺ってわかります?

まきた
わかります!でも、吉祥寺ってそんなに大きな会場はなくないですか?
野澤さん

もう350人ぐらいがMAXの会場かな、それが僕たちの一番最初だったんですよ。

「正直、人も集まるのかな」って言う中でパンフレットもスカスカ、お客さんは100人ぐらいは入ってたのかな。

懐かしいな‥‥
野澤さん

っていうような会場で始まって、一番最初やっぱ忘れられないのはメンズフィジーク。

当時から-170、-175、+175これは変わってないんですよ。当時は、ノービスなんてなくてオープンだけですよ。

そんな中、-170cmで廣川翔一選手が一発目に出てきて「うわっ、めちゃくちゃカッコ良い選手出てきたな」と思ってたら、いきなり彼が初優勝。

まきた
そんな歴史があったんですね。廣川翔一選手が一番最初の大会から出ていたのは、驚きました!
野澤さん
もう、それが一番最初ですよ。
野澤さん

当時って人数少ないから早く終わるし、オーバーオールもなかったので、各カテゴリーの優勝が決まったら終わり。

まず、❝選手と観客が一緒に楽しむ❞ってので一番最初にやっていたのが、観客がステージに上がれるんですよ

写真タイムがあったんですよ 笑
まきた
選手が観客席に下りてくるんじゃなくてですか!?
野澤さん

逆です 笑

観客がステージに上がってきて、観客と選手が入り混じって皆で写真を撮りあうみたいな。それで今日はフィナーレですみたいなのが一番最初ですね。

徐々に出場選手が増え始めた年

まきた
他の選手達が徐々に出始めてきたのってどれぐらいからだったんですか?
野澤さん

明確にはわかんないんだけど、でも2015年の後半から2016年にかけて「小池友仁選手(現:IFBB PRO)、カネキン選手(現:IFBB PRO)、SHINTAROU選手、シャイニー薊選手」とかが出てきて

最初は、皆細かったですよ。でも、何だかんだでいつも上位にはいましたけどね

まきた

団体の成長と共にスターがどんどん輩出されていったんですね

野澤さん

そうだね。これは今のFWJ、IFBB Professional League Japanがあるのは、やっぱり選手と共に成長してきたんですよ。

その背景には、選手が団体で活躍するってのはもちろんなんだけど、その活躍していくストーリー「何をして、どういう苦労があって、どのような感激のシーンがまってる」っていうのを全部彼らが、特にカネキン選手ですよね。

常にYouTubeで発信してたんですよ。

野澤さん
僕らは、正直ね「動画撮って、大変そうで」趣味の一部にしか見えない訳ですよ。当時は、YouTuberって言葉もそんななかったし
野澤さん

その時は、12月ぐらいに最後の大きな大会を国内戦だけでやってたんですよ

だんだんカネキン選手が出る試合のお客さんが「カネキン選手を見たいって」増えてくる訳ですよ。そして、だんだんカネキン選手のところに写真撮影・握手の列が出来るようになってきて、最初みんな「えっ、カネキンってそんな人気あるの?」ってこんなレベルだったんですよ。

その情報を発信し続けると、今度小池友仁選手(JIN君)もYouTubeを始めます。彼は元々身体も凄いし顔もカッコいいからああいう風に伸びていって、本当廣川・カネキン・小池、この三本柱でオーバーオールやったりとか。

本当、全員見事にIFBB PROになったね

プロカード発行の秘話

まきた
いつ頃から、そのプロという仕組みが出来たんですか?
野澤さん

2018年だったかな、俺と湯浅選手がパワーハウスジムでトレーニングしてる時に堺部さんがやってきて「遂に、プロカード日本でいけるかもよ!」みたいな感じで話してきて、「あっ、マジっすか」みたいな

まだみんな分かってはいるけど、現実じゃないんですよ 笑

野澤さん

ただ、堺部さん達がそうやって海外と交渉して

やっぱり山岸さんの存在が大きいですよね。そこに信用があるし、山岸っていう日本のスターがオリンピアにいる訳だから「日本のコンテストで頑張ってるやつらがいるよと、これは僕の関係者なんだ」って言うところから

プロモーターの庄司・堺部と共にIFBB PROの本部と何回も何回も交渉して、オリンピアアマチュア・プロカードのシステムを俺達にやらせてくれないかってなって、2018年かなリージョナルショーってものが出来て、そしてプロクオリファイヤーが5月と11月のオリンピアアマチュアジャパンって言うので

この二つの大会でプロカードがとれるというのが始まったのかな。

まきた
そこでプロカードの仕組みが出来たんですね
野澤さん
だから、ある意味プロカードを獲得出来るようになったコンテストが一区切りかもしれないね
まきた
プロカードの仕組みが出来るまで3年の月日が流れていたんですね。。。
野澤さん

2015年・2016年・2017年、3年ぐらい凄い頑張りましたよ

最初の3年間は、プロカードとかないじゃないですか。ただ海外の大会に活躍した選手は行こうって言うポイント制度だったんですよ

確かNPCJグランプリシリーズっていう名前で、名古屋・千葉・東京・仙台とか大会が色々あるじゃないですか、そのコンテストで優勝するとダイヤモンド(10pt)で次の大会二位だと(5pt)で年間の最後に一番ポイントの高かった人が海外のNPCの大会に連れてってもらえるみたいな。

そういうシステムだったんですよ。

野澤さん

最初の3年間は、ゴールがそこだったんですよ。ただゴールがそこじゃなくなったのが2018年ですよね

「IFBB Professional Leagueのプロカードが手に入る」ってなってしまったからには、やっぱり一つ変わったのは他団体で活躍してたトップ選手が注目し始めたんですよ。

他の団体のトップ選手の参入・活躍

野澤さん

一番最初、遂にうちに来たかって思ったのは佐藤正悟さん

正悟さんはJBBFで活躍していたトップ選手だったんですよね。そこで遂にプロカードをとる為にうち来るってなって

やっぱりJBBFとFWJは、相容れない関係性はあった訳ですよね。だからJBBFの選手がうちに出る事ってあんまりなかったんですよ。なんか変な壁が当時はあったんだけど、正悟さんがこっち来たぐらいから壁が崩れ始めてトップ選手がプロカードをとる為にFWJに来るようになったんだよね。

だから、正悟さんがきっかけ

野澤さん
続いて、2019年のビーフ佐々木クラシックにエドワード加藤選手が出てきたって言うのもすごい思い出深いですよね
まきた
それを考えると別々の団体のトップで戦っていた選手たちが、昨年開催されたTOKYO PROのあの夜に同じ場所でラインナップしている事は本当に奇跡ですね。
野澤さん

コロナがなかったらオリンピアクオリファイであれをやってもいいよって言うのにはならなかったですよ

何故なら、通常通りコンテストが開催出来てればプロ戦も自由に色んなとこ行けるし、プロは戦う場所が沢山あった訳だから

ただコロナがひどかったじゃないですか。あの時にプロが戦う場所が国内にないってなると、あれだけ頑張ってプロカードをとったのに試合できないってプロにとって一番辛い事じゃないですか

野澤さん
これも山岸さん・庄司さん・堺部さんで本部と話して、
野澤さん

そうだからやっぱり、日本人だけでしかもあのラインナップ

本当の日本人のNo.1を決める」最初で最後の奇跡のカード

野澤さん

だから、2015年僕が初めてMCを第一回目にやってる時にこんな事が起きるとは予測もしてなかった。

そもそも別団体でやってた、エドワード加藤選手・佐藤正悟選手・長谷川浩久選手・田口純平選手がそもそも一緒の団体で戦う事すら想像してなかったのに、更にその人達が全員IFBB PROになって、更にそのメンバーだけであのステージにラインナップする

って事は、予測の予測のさらにその予測の上をいったドリームマッチだった。

まきた

僕も会場で見ていたので、演出も選手達も会場の雰囲気も素晴らしく最高の体験でした。

今日はFWJの歴史をメインMCの野澤SHOWさんにお話を伺ってきました。本当に今日は貴重なお話をありがとうございました!

こちらこそありがとうございました!

〈取材・文・編集=恭平(@kyohei_makita_jp)〉

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